最も美しく、芳しい香りを放つローズ
薔薇の精油1kg得るのには、3トンから7トンもの花弁を要し、
その一滴を得るのには、およそ50本の薔薇の花弁が必要です。
わたし達が、その最も美しい貴重な香りの恩恵を受ける時、感謝を忘れてはなりません!
薔薇の精油は、まさしく、愛の処方箋
薔薇の香りは、誰も入り込めない、閉ざされた心の扉を開き、
もっとも苦しんでいる、痛めている部分に優しく触れるのです。
悲嘆、嫉妬、恨み、自己否定、失われた自信、絶望、嘆き、ショック、
自分を苦しめるそれらの感情をいくら否定したり、押し込めたり、
追い払おうとしても、すぐに消えてなくなってくれるわけではありません。
すこし、時間が必要な時もあります。
そんな時、変われない自分を責めず、湧き上がる感情を受け止めることです。
その感情の矛先は相手でも、自分自身でもないこと。
そして、そのネガティブだと思う感情は、辿っていけば、
愛から生まれていて
その愛の学びの過程にいるのだと知ることなのです。
薔薇の花の持つ香りの成分が複雑であるように、
わたし達もあらゆる感情の成分をもっています。
それは、自然なこと。
この甘く陶酔する薔薇の香りは、全ての感情を受け止めるように導き、
涙が湧き上がるような時があります。
それは、自分が抱える苦しい感情とは、
反対の感情を本当は求めているのだという事を教えてくれるのです。
いつか、その痛みが癒される時、
最も美しい感情が生まれ再び心の中に愛を芽生えさせるのだと。
それは、愛の象徴であるローズからのメッセージなのです。
♪THE ROSE by Bette Midler
Some say love, it is a river
That drowns the tender reed
Some say love, it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love, it is a hunger
An endless aching need
I say love, it is a flower
And you, its only seed
ある人は言う 愛は柔らかな葦を溺れさせる川
ある人は言う 愛は魂に血を流させる刃
ある人は言う 愛は飢えであり
うずく欲求にはきりがない
私は言う 愛は花 そしてあなた それはほんの種
It’s the heart, afraid of breaking
That never learns to dance
It’s the dream, afraid of waking
That never takes the chance
It’s the one who won’t be taken
Who cannot seem to give
And the soul, afraid of dying
That never learns to live
壊れることを恐れる心は 踊ることを覚えない
目覚めることを怖れる夢は 賭けてみようとはしない
奪われることのないものは 与えることもできそうにない
死ぬことを恐れる魂は 生きることを覚えない
When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun’s love
In the spring becomes the rose
夜が寂しすぎて 道のりが長すぎて
愛はただ幸運な者や強い者だけが手にするものと思うとき
思い出して 冬の寒さ厳しい雪のはるか下には
種があり 太陽の愛で 春には薔薇になることを
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