虹 アイリス
ギリシャ神話のアイリスはゼウスの使者をつとめる伝令の女神で、
虹を渡って天と地を行き来しました。
願いを伝えたいあなたに・・・☆
本日は虹の名を持つIRISの魔法
Irisは、アヤメ科の菖蒲の花。 花の色が虹色であるためアイリスと名付けられました。
その花の根茎には、とても強力な香りがあり、オリスルートと呼ばれる精油が作られま
す。この根に香りを持たせるのには、何年もかかる上、精油を作るまでの工程に手間がか
かる事、 また、１００ｍｌのエッセンスを作るのに、１００キロもの根茎の粉末が必要
で、 大変希少価値のある精油で高価です。
香りは甘く、かすかにキャロットシード精油のような、
パウダリーで、優しく清楚なイメージです。
いわゆる根の力強く土臭い香りではなく、ほのかに花のような香りが広がります。
とても繊細な香りなので、単品で使うよりは、他の香りと調合することにより、
香水の保留剤として 活躍します。
香料業界では、スミレの香りをつくる時の重要な成分となります。
この上品な香りは、体臭とよく馴染み、催淫効果があるとされます。
喘息、慢性気管支に良く、また、おできやシミの除去にフェイスパウダーに用います
（エッセンシャルオイル＆ハーブウォーター３７５参照）
※アロ魔女の使用した経験では、トラブルは起きていませんが、
皮膚に強いアレルギー反応を起こすことがあると文献に記述されているので、注意して扱って下さい。
私は、 この虹の名を持つオイルを香油として、又、アルコールベースの魔法エッセンス
として使用しています。
アイリスを加える事によって、より香りは複雑になり、華やかで女性らしく演出してくれるからです。
IRIS、虹色の魔法
用意するもの ホホバオイル １０ｍｌ （アルコールベースにしたい時には、ウォッカ）
アイリス（オリスルート） １滴 /ローズオットー ２滴/ クラリセージ １滴/ネロリ１滴
精油４種をボトルに入れていきます。
香りの好みによって滴数はご自身で調節してみて下さい。
ホホバオイル、またはアルコールで希釈していきます。
これは、手首などに優しく擦り込み、香りのエッセンスとして使用して下さい。
とても贅沢で、高貴な香りに仕上がります。
お肌が敏感な方は必ずパッチテストをしてから使用しましょう。
虹にたとえられたアイリスは、つかみどころのない香りがします。
それは、まるで、７色の色が織りなすハーモニー
アイリスの香りが、あなたの願いを天空へと届けてくれます。
聞こえてくるのは♪
虹の彼方に/この素晴らしき世界 BY ASELIN DEBISON
Somewhere over the rainbow way up high
And the dreams that you dream of once in a lullaby
Somewhere over the rainbow bluebirds fly
And the dreams that you dream of, dreams really do come true
Someday I’ll wish upon a star, wake up where the clouds are far behind me
Where trouble melts like lemon drops High above the chimney tops,
that’s where you’ll find me
Somewhere over the rainbow bluebirds fly
And the dreams that you dare to, oh why, oh why can’t I?
あの虹の彼方、遥か遠くに いつか子守唄に揺られながら、みた夢のどこかで
あの虹の彼方、青い鳥が飛んでいる
そして貴方がいつか見た夢は 本当に叶うの
いつの日か私は星に願い 曇り空が遠く離れた場所で目を覚ますの
そこでは、悩み事がレモン味のドロップのようにとけていくわ
そびえる煙突の遥か上に きっと私はいるの
あの虹の彼方、青い鳥が飛んでいる
心に決めた夢を 見てみたいの