じめじめとした雨の日

アロ魔女のお楽しみは  EARL GRAY TEA

缶を開けると、その香りにふわりと心が高揚していきます。

お湯を注げば、さらに心は穏やかにホッと一息

その香りの正体は、ベルガモット

アールグレイティーは、ベルガモットで香りづけされているのです

ベルガモットとは….

☆ベルガモットは、ミカン科の果皮から抽出される精油で、それは北イタリアの都市「ベルガモ」  に由来すると言われています。この、柑橘系の香りは、疑い無く誰もが瞬時に心地良くなる香りではないでしょうか?  甘すぎず、苦すぎず、バランスの取れた、とても繊細で透き通る高貴な香りがします。  アールグレイティーの香りづけにされていますから、馴染み深い香りです。  神経系を強壮にするこの香りは、神経性の消化器系のトラブル、また過食、拒食などに悩む人々の  神経を慰め心のバランスを保つように働きかけます。  お肌では、脂肌、感染症の方に向きます。  ※ベルガモットには、フロクマリンという、光に接触すると、皮膚を敏感にさせる成分が入っています。お肌にシミをつくってしまう可能性がありますので、十分注意して下さい。使用後12時間は、日光を避けるか、フロクマリンフリー(フロクマリンを抜いたもの)がありますので、選んで使用して下さい。  アロ魔女はいつでも使用したいので、必ず、フロクマリンフリータイプのベルガモットを使用します。  わたしにとって、ベルガモットは真の友です。  心への働きは、落ち込みやすいひと、否定的な考えから抜け出せないひとの心の癖を解き、  解放させてくれます。  まるで、太陽のように明るく、かつ、心の奥深くまで浸透していく、この香りは、凝り固まった考えに、  もう少しポジティブな考え方もあるのでは?と、気づきを与えてくれるように感じます。  また、なかなか行動にできす、身動きが取れなくなってしまったような時に、  やる気を起こさせ、前向きに前進できるよう後押しをしてくれます。

イギリスのアロマの授業で、アールグレイティーを飲んでいたところ、

「日差しが強い日は気をつけないといけないよ」  と先生に教えられました。

まさに、ベルガモットの精油が体内に入るわけだからです。

少しでも、シミの要因となるのなら、天気の良い日は避けようとアロ魔女は決心

もっとも好きな紅茶がアールグレイだったので、毎日飲めないなんて残念だなぁ

と思いましたが、それから、雨の日の楽しみに変わったのです。

雨の多いLONDONでは、飲める日が多いのも確かでしたが  気分を明るくさせてくれる

ベルガモットの紅茶のおかげで

雨が好きになりました

BANKSY

薔薇の季節

心は薔薇に奪われてしまいます。

この花の芳しい香りは、心の闇を消し去り、高貴なものとつながる

もっとも美しい世界へ導いてくれます。

この柔らかく繊細で高揚させる香りが、精油として

蒸留されるのは、10世紀にさかのぼります。

抽出された濃厚な薔薇の精油が素晴らしいのはもちろんですが、

お花からの直接かおる香りにはかないません。

そこに、真のアロマが、あります。

私たちがこの香りを欲し、蒸留した起源のすべてがあります。

ただ一輪の薔薇  それはすべての薔薇

そしてまたひとつの薔薇

この花なしにどうして語れよう

私たちの希望であったものを

たえまない出発のあいまの

やさしい休止のひとときを

リルケ詩集より

 

辛く悲しい時にも、笑いは人に味方をし、

落ちた底でこそ、自分の生きる情熱を確かめることができる

限りなく不可能な時には、可能性は無限大に広がる。

真逆なものは、常に同時に存在し、

私たちは、その普遍の中で生きている。

困難な時こそ、周りの人間の真のあり様を知り

自分も同じように試され、見抜かれていく

もっとも、大切なものを。
そして、独りでは、何も出来ないと知る時

個は全体のためにあり

また、全体は一つの  個のためにもあると知る
そして、真の情熱は愛によって生みだされている事を教えてくれるだ

LE  CONCERT
オーケストラ
クラッシック音楽の流れる美しいドラマに
涙が溢れだしました

 

 

 

つつじの香りが  こちらへおいでと呼んでくるので

花びらに口づけすれば  少女時代に吸い込んだ甘い蜜の味がよみがえる

私には過去があり、未来がある

そして、今  あの頃よりはずっと成長していて、そして未来よりは、まだ未熟な私

少女時代

はしゃいだり  転んだり    笑ったり  叫んだり  泣いたり  ,,,

大好きなものがあれば、大嫌いなものがあり

無邪気さも残酷さも    違いがなく

嘘をつくのには、あまりに正直すぎて、    傷をつくるのには、あまりにも無防備だった

本当は大人以上に大人言葉を理解して

無知でいながらも、真を知っていた

今、見ようと必死になるものはあの頃はよく見えていて

自分の信じるものには限りがなかった

あの頃、恐れていたものは、消えてなくなり、

今、恐れているものはあの頃、存在すらしなかった

そんな、あの今の延長線上にいる今のわたし

わたしとわたし

甘い蜜の香りが教えてくれる

あの時、夢みていたものや感じていたものを

そして、最も自分らしい自分を

過去からのメッセージは、やがて訪れる未来にむけてのメッセージでもある

 

時空を越えていく無限なる私

インナーチャイルドを抱きしめよう☆

それは、甘い香りが導くわたし達の希望の扉

 

 

香りの熟成
トップノート、ミドルノート、ベースノート
まるで、オーケストラのように

重なりあう香りの交響曲を夢見て

葉の香り 根の香り 花の香り 種子の香り 木の香り
相反するような香りもやがて、お互いに溶け込み合い、融合されていく
それは、自然が教えてくれる万物の調和

ほんの少しの毒っぽさやトゲぽさも全体の個性を際立たせる鍵となり
華やかな高貴な香りには、影でひそかに支えるパートナーが存在する
溶け込み合い、隠し隠され、際立っていく
見えないけれども、確実に変化していく魔法
熟成のとき
それは、まるで人生のように、

ひとりの人のように
時をかけて、
あらゆる成分が溶け込み合い,

そして完性へと向かっていく

 

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あなたがあなたであること

それは、表現すること

静寂の中に  騒音の中に  光の下に  暗闇の中に

自分の中に見出すかもしれないし、

誰かに見出されるのかもしれない

自己とは、様々な場面で、出会う未知なる可能性

ある人には、ダンスとなり、ある人には音となり、手となり、

文章となり、絵画となり、声となる。

表現する事は、自己顕示でありながら、自分を解放していくことでもある

伝えたい誰かがいれば、それは、あなたからのギフトになる

あなたの中に潜む、たくさんのギフトを無条件に表現してみましょう。

表現というあなたからのギフト、

人に与えることで得られる、もっとも美しい自己を見つけることができるから・・☆

本日はギフトの魔法

主役はフェンネル

フェンネル(スイートフェンネル)はセリ科の種子から抽出される精油です。

カレーのスパイスの主役です。

スパイシーな香りの中に、甘く陶酔するような高貴な香りがします。

一般的に強壮作用があり、特に消化器系、腹部の膨満感、消化不良、に良いとされていま

す。

フェンネルのオイルは植物性のエストロゲンを含んでいるので、更年期障害、月経不順、に最適です。

また、「痩せていく」という名の由来があるのは、穏やかな利尿作用、むくみ、セルライトにも良いためです。

ダイエットに良い精油の一つです。

お肌には、  強壮にし、しわを予防してくれます。※敏感肌の方は注意大量に用いないこと

フェンネルの力強い香りは、やる気を起こさせ、自己表現することを支えてくれます。  (スピリットとアロマテラピー参照)

自分自身の中にある、うまく外に表現できないわだかまりを自信に変えて、

解放してくれます。  エネルギーの循環をよくしてくれる精油です。

 

 

lemon balm

 

メリッサはシソ科の葉から採れる精油です。

このハーブの芳香は蜂が好むため、メリッサは「ミツバチ」(ギリシャ語)を意味します。

香りはレモン用ですが、より高貴で甘さを残す上品な香りです。

深く鎮静させることから、高血圧、心臓病の支えとなります。

お肌には、「若返り」の働きがあるとされ、不老不死の霊薬と呼ばれました。

実際、お肌に使用しますと、肌につやを出してくれます。

深く鎮静させながらも、明るい方へ導いてくれる、やさしい香りです。

とても、高価な香りではありますが、その価値にうなづける精油です。

このハーブはたくさん生えていますが、含まれる芳香成分が少ないため、

抽出するのに、膨大な量の葉が必要になるため、貴重かつ高価なオイルとされています。

実際に生えているメリッサを見つけたなら、手で触れてください。

それだで、手の中に芳しい香りが広がります。

用意するもの  ホホバオイル20ml

フェンネルスウィート1滴  メリッサ1滴

上記ブレンドオイルをデコルテ、そして、胸部、みぞおちまで、塗布します。

みぞおちのところで両手を合わせ、中にあるエネルギーが放射線状に解放していくのをイメージしましょう。

自分の中の美しい光が、外へ表現されていくのを感じて下さい。

心の中が明るい元気なエネルギーで満たされて、自分を表現する意欲、人に何かを表現する自分に幸せを感じるよう手助けしてくれます。

魂が降りてくる瞬間を見る

AC/DC LIVE14/3/10

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どこに精霊が宿るのか? 自然に、香りに、音に、人に、魂に・・

五感を通して、見ているもの、感じるもの、香るもの、味わうもの、聞くもの

万物は、微波動の集合体

心震わせたその瞬間に、 感じたままの精霊が降りてくる

1つの生命体が作り出す、音の共鳴

古代、わたしたちが儀式の中、 シャーマンなるものが導いていく 聖なるものとの一体感

そこには、神が舞い降りる 美波動がある

ならば、わたしにもきっと宿る

美しい精霊が・・

 

本日の魔法は、インスピレーションの魔法 主役はシスタス

シスタス(Cistusladanifer)は、別名ラブダナム、ロックローズという名前で、

ハンニチバナ科の低木で、生の葉や小枝から抽出される精油です。

樟脳に似た、ツンとする刺激とともに、深く陶酔されていくその香りは、

神秘的なものを想像させられます。

これだけで、香ると苦手な人も多いのは確か。

香水業界では、保留剤として、アンバーグリス(マッコウクジラ)の代用として

貴重な存在です。

実際に、他の精油と混ぜると、周りの人に、古代の匂いがするとか、

弥生時代の匂いがするという感想を頂きました。

まさに、人の原始の本能を呼び覚ますのかも知れません。

ヴィーナスにささげられた香料の1つであり、瞑想や、霊的な体験の助けとなり、

また、それを受け入れやすくなると言われています。

実際に、精神面での働きが強く、「過去や、過去のトラウマ、閉ざされた記憶を呼び覚ます」

と(参照;エッセンシャルオイル&ハーブウォーター)記述があります。

緩やかな催淫作用と、高揚作用があります。

スキンケアでは、知る人ぞ知る、若返り効果、皺消しの効果で有名です。

香りが、人によっては強烈なため、影にかくれているのかもしれません。

美容目的でも、ぜひおすすめしたい精油です。

感情面で受け入れた時、この香りは、心も精神も陶酔、高揚していく心地の良い一体感を

感じます。

あらゆることに無関心な状態になってしまった時に、あるがままの感情を呼び覚ましてく

れるようです。

いつもとは、違うインスピレーションを受けたくなった時、ぜひお試しあれ!

 

用意するもの ホホバオイル20ml シスタス1滴

上記のブレンドオイルをつくり、首、肩、デコルテ(胸部)、そして、顔へ塗布していき

ます。 静かに、何も考えず、この香りとの一体感を味わって下さい。

不思議と、陶酔感の中に強い意識と、安定した自己を見出すように感じます。

 

 

 

 

アロ魔女は、アロマテラピーの本場英国LONDONへ行ってまいりました。

アロ魔女のそれまでのAROMAの世界を、そして人生を変えてくれた留学。

LONDONは、いつも初心に戻させてくれる心の故郷です。

そして、それらは、香りによって蘇ります。

ヒースロー 空港についた時の香り

地下鉄に入る時のもわっとした香り

湿っぽい地面の香り

夕暮れ時の霧がかった香り

行きつけだったパブの古い木材の香り

スーパーマーケットの香り

初めて買ったラベンダーの香り

そして、行き交う人々の香り

そして、ハグする大切な人達の香り

変わる事のないAROMAへの情熱と共に、その成長を確認できる初心に戻る懐かしい香り

それは一生忘れることのない香り

この土地に来るたびに、それらを全て呼吸のようにうけとめて、

細胞が喜ぶのを感じます。

とらえどころのないボトルに詰められない香りは、人生の香り

誰にでもあるだろう・・貴重な香り

その懐かしい香りは時空を超え私たちへメッセージを伝えます。

あの時のあの瞬間を。

今、この時を。

あらゆる人生の香りとの出会いで、アロ魔女は、

改めて、香り業に取り組んでいきたいと思います。

嗅覚という原始的で、ロマンテイックな探求は、永遠の旅となりそうです。

人生に魔法をおこすのは

香りだけではない

それは、サウンド

しかも、生演奏

空気に触れたその音は、体の末梢神経にまでいきわたり、

心に振動を与え、あらゆる感情を呼びさます

思い出の曲は

香りと同じように、記憶を蘇らせさせ、過去が今となったこと、その今を知らされる

そして、甘い思い出も、痛い思い出も包みこみ、今を美しくしてくれる

それが、人生のハーモニー

ひとみを閉じてそのギターの音にゆだねれば、

あの時の熱い太陽、バルコニー、黒猫に白ワイン

鮮やかにその光景が蘇る

その光景があの香りまで連れてやってくる

そして、その時に聞いていた音、まさに今ここで演奏される

生きた音で胸がいっぱいになり、

、時空を超えて感覚がふわふわと踊りだす

演奏の後は、体中が満たされて、涙腺を緩ませ、

自分の人生にふわりと音が乗って、

また一歩前進する後押ししてくれるかのよう

衝動的に美しい音が聴きに行きたくなります。

音の魔法を求めて

10/NOV/2009 Ry Cooder