アロ魔女は、アロマテラピーの本場英国LONDONへ行ってまいりました。

アロ魔女のそれまでのAROMAの世界を、そして人生を変えてくれた留学。

LONDONは、いつも初心に戻させてくれる心の故郷です。

そして、それらは、香りによって蘇ります。

ヒースロー 空港についた時の香り

地下鉄に入る時のもわっとした香り

湿っぽい地面の香り

夕暮れ時の霧がかった香り

行きつけだったパブの古い木材の香り

スーパーマーケットの香り

初めて買ったラベンダーの香り

そして、行き交う人々の香り

そして、ハグする大切な人達の香り

変わる事のないAROMAへの情熱と共に、その成長を確認できる初心に戻る懐かしい香り

それは一生忘れることのない香り

この土地に来るたびに、それらを全て呼吸のようにうけとめて、

細胞が喜ぶのを感じます。

とらえどころのないボトルに詰められない香りは、人生の香り

誰にでもあるだろう・・貴重な香り

その懐かしい香りは時空を超え私たちへメッセージを伝えます。

あの時のあの瞬間を。

今、この時を。

あらゆる人生の香りとの出会いで、アロ魔女は、

改めて、香り業に取り組んでいきたいと思います。

嗅覚という原始的で、ロマンテイックな探求は、永遠の旅となりそうです。

人生に魔法をおこすのは

香りだけではない

それは、サウンド

しかも、生演奏

空気に触れたその音は、体の末梢神経にまでいきわたり、

心に振動を与え、あらゆる感情を呼びさます

思い出の曲は

香りと同じように、記憶を蘇らせさせ、過去が今となったこと、その今を知らされる

そして、甘い思い出も、痛い思い出も包みこみ、今を美しくしてくれる

それが、人生のハーモニー

ひとみを閉じてそのギターの音にゆだねれば、

あの時の熱い太陽、バルコニー、黒猫に白ワイン

鮮やかにその光景が蘇る

その光景があの香りまで連れてやってくる

そして、その時に聞いていた音、まさに今ここで演奏される

生きた音で胸がいっぱいになり、

、時空を超えて感覚がふわふわと踊りだす

演奏の後は、体中が満たされて、涙腺を緩ませ、

自分の人生にふわりと音が乗って、

また一歩前進する後押ししてくれるかのよう

衝動的に美しい音が聴きに行きたくなります。

音の魔法を求めて

10/NOV/2009 Ry Cooder