2千年前、香りは、神と繋がるために、
日々瞑想のために使用されてきました。
そして、今その香りを香ると、どこか懐かしい不思議な感覚になります。
心の奥深くの自己と繋がる瞑想の時。
長い長い時を超えて、
叡智のメッセージを受取りましょう。
本日は、ガルバナムの魔法
ガルバナムは、セリ科の低木の木から浸出する樹脂からとれる精油です。
エジプトの文献では、「緑の香料」として、又、旧約聖書にも登場する 最も歴史のあるハーブの1つです。
この香料は、古代より大変神聖な精油で、特別な力があると信じられてきました。
香りは、多くの書籍に「一度嗅いだら忘れない」と、あるように大変独特です。
最初にツンとするハーブの香りと、蕗の薹(フキノトウ)のような香りが混ざり、強く残ります。
好き嫌いが大きく分かれますが、他の精油とブレンドすることで、 香り全体をオリエンタル調に変化させることが出来ます。
キャロットシードやイモーテル、シスタスがお好みならきっと気に入る香りです。
但し、濃度に注意が必要です。
香りがとても強く、重く残るからです。
エジプトでは、ガルバナムは、強力な防腐特性から、遺体の防腐に使用され、また化粧品としても使用されてきました。
防腐特性とあれば、何より期待出来るのが、お肌の若返りです。
前述した、フランキンセンスやミルラと同じように皮膚を柔らかくし、皺を予防します。
古い傷跡にも有効で、湿布やマッサージなどで使用されます。 心理面では、過去のトラブルの解消に強く働きかけ、
長い間の心の障害物を取り去ります。
情緒を安定させ、高ぶった神経を鎮静させます。
長い間、瞑想に使用されてきたガルバナムは、心を高揚させながらも、グラウンディングさせる精油です。
そこに、伝え継がれる「神秘の力」が隠されているのかもしれません。
一時は、神聖な時にしか使ってはいけないという、大変貴重なものであったのです。
用意するもの ホホバオイル20ml ガルバナム1滴(濃度に注意。香りは強く残ります)
サンダルウッド1滴 フランキンセンス1滴 ホホバオイルに上記精油を混ぜ、デコルテ、首に塗布して下さい。
(顔には、香りがきつく感じなければ、塗布して下さい。)
香りが全体に行き届いたら、瞑想をしましょう 深く瞑想したい時、香りは奥深くにある
意識に導いてくれます。 時には、メッセージを受け取るかもしれないし、
時には、アイディアを、そして深い気づきを与えてくれます。
時の軸を超えてつながる 無限なる自己。
日々の瞑想は、大切な事を思い出させてくれます。