満月に近づく今宵 浮腫みを感じる時に... 魔女の調合は、
エリカ、ダンディライオン、ジャスミン、ローズ、ミルクシスル (上左から)
本日の主役は、ミルクシスル
ミルクシスルは、聖母マリアの乳とされ、別名マリアアザミという名を持つキク科の種子です。
実際、ほんのり乳製品のような香りがします。
ヨーロッパでは、およそ2000年も前から使用されてきた歴史のあるハーブです。
その働きは、肝機能を強力に高めることで知られ、ドイツでは医薬品としても認められています。
この種子に含まれるシリマリンという成分が、肝機を強化し、アルコールや薬などによる肝臓のダメージを回復させます。
また、ビタミンCと共に摂ることで、相乗効果が期待出来ます。
味は、ほんのり甘味があり、飲みやすく、他のハーブとのブレンドがしやすいです。
肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれ、負担をかけても静かに働き続けてくれる臓器です。
そのため、負担が長期にわたると、気づかぬうちに大病を患う危険があります。
又、「疲れがなかなか取れない」「だるい」という時にも、肝機能の低下である場合があります。
ミルクシスルは、副作用の心配がなく(分量を調節すること)、安心して飲み続けることができ、
また、抗酸化作用があるので、アンチエイジングを期待できます。
肝機能が低下すると、お肌のクスミとして表われ、また、シミも出来やすくなります。
さらに、解毒がスムーズにいかなくなると、ニキビや吹き出物が出来てしまいます。
ミルクシスルには、解毒作用に加え、利尿作用がありますので、
身体に溜まった余分な毒素や水分を外へ出すようにしてくれます。
満月が近づくと、そわそわしたり、気持ちが高ぶったり、
身体が浮腫みやすかったり、不安定になりがちです。
満月の日には、「不要なものを捨てること」と解毒がおススメです。