香りの熟成
トップノート、ミドルノート、ベースノート
まるで、オーケストラのように
重なりあう香りの交響曲を夢見て
葉の香り 根の香り 花の香り 種子の香り 木の香り
相反するような香りもやがて、お互いに溶け込み合い、融合されていく
それは、自然が教えてくれる万物の調和
ほんの少しの毒っぽさやトゲぽさも全体の個性を際立たせる鍵となり
華やかな高貴な香りには、影でひそかに支えるパートナーが存在する
溶け込み合い、隠し隠され、際立っていく
見えないけれども、確実に変化していく魔法
熟成のとき
それは、まるで人生のように、
ひとりの人のように
時をかけて、
あらゆる成分が溶け込み合い,
そして完性へと向かっていく
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