自分には持っていないものをうらやましく思う感情
憧れ そして 嫉妬
憧れは、相手を賞賛し心地よく受け入るのに対して、嫉妬は、受け入れられず
固く萎縮していきます。
あの人は、良いけど、あの人だけはダメ。
この事は素晴らしいけど、あの事は絶対に許せない。
それらは、自己の価値観によって測られ、選別されています。
その価値観を作り出したのは、もちろん
「自分自身」
けれども、対象は自分の外側にあり、敵は外にいると感じるために、
原因は、自己の中にある事を忘れてしまう、もしくは、気付けないでいます。
嫉妬心は、自分と異なるものに執着し、比較しては、欠点を探し、
徹底して排除しようとしたり、
自己と羨む対象との境界線を失い、その中に依存し、
自分自身をよりいっそう苦しめていきます。
「わたしが、もっていないもの」...............
根本的な感情、自分には、「ない」という心の叫びが、永遠に充たされないものと受け止めた時、
自己に対する幻滅と劣等感を隠すために、相手を憎みます。
なぜ?
生み出した原因は、対象となる人や起きた出来事ではなく、」全て、「自分の欠乏感」であることを認めなければなりません。
自分を苦しめ、闘っている相手は、自分自身でしかないということを!
誰でも思いもよらない、反射的な嫉妬心や敵対心にかられ悩むこともあります。
それは、「これがなければ、愛されない」「あれが無ければ成功できない」
「あの事のせいで」「あの人のせいで…」.
その条件づけは、あなたの無意識にまで及び、条件反射を起こすのです。
そのような場合は、成長する過程で、無意識の間に育ててしまった、
もしくは、記憶をしてしまった自分の思考パターンや思い込みを手放すことが大切です。
妬みの感情の根本となる欠乏感や劣等感は、自分で克服しないかぎり、
何度も何度も繰り返し
姿(対象)かたちを変えて、自分の人生に関わり続けます。
さあ、心をリセットしましょう!
本日は、
あなたがあなたらしく美しく生きられる心の居場所へ戻るために、
リセットビューティーの魔法を
パルマローザは、インド原産のイネ科の植物で精油は葉から抽出されます。
同じイネ科のレモングラスや、シトロネラと、近縁な植物です。
Rosaとあるように、香りは、ローズの様なフローラル調と、イネ科特有の青っぽさを残す香りです。
このフローラルな香りで人気のあるパルマローザは、化粧品に大変良く使用されています。
ローズや、ゼラニウムと似た芳香成分であるのは、ゲラニオールという成分を多量に
含んでいるためで、この成分には、抗ウイルス作用、鎮静作用、収斂作用、
皮膚弾力回復作用があります。
強力な殺菌作用から、皮膚の感染症に大変良く、また、肌の水分バランスを整え、肌の再生を促します。
皮脂分泌のアンバランスからくる毛穴の開き、また、乾燥肌のニキビ、しわに大変有効です。
つまり、乾燥が引き起こす老化の促進をくい止め、お肌の細胞の代謝に働きかけます。
又、肌質を選ばず、保湿し肌に潤いを与えるので、スキンケアにはもっとも最適な精油の一つです。
芳香も、ローズ様なフローラルさを持ち合わせながら(決してローズとは同じ香りではありませんが)
、価格はローズのように高価ではありませんでので、毎日、気軽に使用することが出来ます。
リンパ系にも働きかけるので、体全体の免疫力を向上させます。ボディケアにも向いています。
深く鎮静するというよりは、会うと元気にしてくれる明るい友達のようなポジティブな印象です。
感情面では、高ぶった神経、イライラや怒りを鎮め、また、執着心や、所有欲、嫉妬心といった、
内側で固くなってしまった感情を受け流すように働きかけます。
過剰な干渉や依存関係にも変化をもたらします。
また、摂食障害にも有効で、アイデンティティに苦しむ心を温め、極端な食欲のバランスを取り戻すように促します。
肌細胞に強力に働きかけ、また、女性特有の感情をサポートしてくれる
パルマローザは、わたし達の心身の美容を全面的に協力してくれるリーダーです。
☆ジャスミンサンバックは、多種あるジャスミンの中でも、マツリカと呼ばれる種のもので、
ジャスミンティーに使用される8枚咲きの花から採れる精油です。
可憐なイメージのこの華やかな香りは、他のジャスミンの精油(ジャスミンインディア)に比べて、
重さはなく、若々しい印象で、男女ともを虜にしてしまうような明るさを感じます。
又、香った瞬間に高揚と陶酔が交互に起こり、思わず、拍手喝采したくなるほど、ゴージャスです。
ジャスミンの基本的な心理面への働きは、不安や落ち込みを取り去り、自信や希望をもたせてくれます。
「精油の王」とも呼ばれ、この華やかな香りの中に、温かさ、安心感を与えてくれる男性的なたくましさを感じます。
(ジャスミンインディアの香りはより男性的です)
古代より、愛の媚薬として使用されてきた官能的な香りは、女性性にも、男性性にも働きかけることにより、
ロマンティックな気分を高め、緊張を解き、愛情を素直に表現することで、 互いの絆を深めてくれます
愛するからこそ、大切に思うからこそ、芽生える嫉妬心は、ほんの少しであれば、愛を円滑にする可愛いい媚薬になります。
しかしながら、ほんの少しで終わらないのが、悲しいエゴの性質です。
根本的な要因は「条件付きの愛」からきています。
人に愛されるために、必要なものを探す事から解放されなければいけません。
自分自身が何か特別な事をしなくても、「愛される価値がある」という事を知ること。
その問題は、だれでもなく、自分自身で克服しなければなりません。
「自己受容」は、自らを愛することから始まります。
強力なエゴにコントロールされた心は、まるで、自分勝手な意地悪な女王ですが、その心の裏には、自分を愛していない、大切に出来ない、
とても繊細で弱い乙女心が隠されているのです。
陶酔感あるジャスミンの香りは、人にエンセファリンという脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)を分泌させます。
この物質は、体内で作られる、自然の鎮痛薬で、多幸感を与えます。
相手を憎むことや、自分を見失った、痛めた心に働きかけるのです。
涙が出てくる時もあるかもしれません。
そのようなときには、この香りにただ身をゆだねて下さい。
そして、ジャスミンの強力な高揚作用は、どんなに暗い苦境に立たされていても、自分の中に希望 や光を見つけるようにサポートします。
そして、その希望は、心に蒔かれ、いつか、自信となり、輝ける日を望むようになるのです。
たとえ、今がどれだけ辛くても!
グレープフルーツ(Citrusparadisi)は、ミカン科の果皮から、圧搾法で抽出される精油です。
学術名paradisiは、パラダイス=楽園、天国が語源になっています。
まさに!!グレープルーツの香りは、瞬時に心身に入り込み、酸っぱすぎず、甘すぎない そのシトラス調の芳香で、
瞬時、明るい楽園を想像することが出来るのではないでしょうか?
揮発性の高いトップノートであるため、どんな精油より、瞬時に気分を爽快にさせてくれる、 陽気な精油です。
グレープフルーツは、冷やし、浄化し、うっ滞を除去する働きがあります。 まさに、デトクッスアロマ!
リンパ器官に働きかけ、余分な水分を排泄させ、浮腫みを解消し、脂肪を分解するのを助けてくれます。
また、腹部の張り、便秘、セルライト(皮膚を引き締める)に有効ですので、ボディトリートメントに大変有効です。
市販の引き締め化粧品には、頻繁に使用されています!
お肌には、脂性肌の毛穴を引き締め、ニキビ肌に有効です 。
精神面に、おいては、リフレッシュ作用が高く、落ち込みやすい人、自分を追いつめてしまう人の 心をなだめ元気を与えてくれます。
インナーチャイルドを癒し、無邪気な遊び心、ピュアで素直な自己を受け入れられるようになります。
小さな頃からの傷、トラウマ、思い込みが、他者の存在(態度)、関係性を通してふつふつと浮上してくるような時、
寛容さや安らぎを与えてくれるでしょう。
また、知らず知らずに、「~でなければならない」「~は常識!」といった自分で築いたルール、
「大人」であろうとする責任にがんじがらめになり、求めても求めても救われないと感じる時に神経をなだめ、リフレッシュさせます。
発作のように、辛い気持ちがこみ上げてくる時には、ティッシュに含ませて、香りを香る他、入浴時に数滴たらしても良いでしょう。
(稀に、入浴時、柑橘系の精油にピリッとする違和感を感じる場合がありますので、お肌に異常がないか注意しましょう)
食欲を調整できない摂食障害にも有効で、ストレスを和らげ、過食を防ぎます。 特に、過食、拒食の原因が、自分に厳しく、自尊心
が低いような場合、 自己の価値を見いだせるようにサポートします。 摂食障害は簡単に治るものではありませんが、
香りによって、自らを癒し続けることで、 真の自己を見出すきっかけをつくることが出来ます。
それは、香りが、自らで思い込んでいる自意識より、もう少し深くまで、入り込み、心と身体に優しく働きかけ変化をもたらすからです。
※柑橘系の精油には、光感作という、紫外線に当たると、アレルギーやシミを作ってしまう成分が含まれます。
希釈した精油を皮膚に塗布した後は、12時間は、直射日光に当たるのを避けなければなりません。
夜の使用は全く問題ありません。 必ず守って下さい。 アロ魔女使用の柑橘系精油は、これらの作用の心配の無い精油を使用しています。
ホホバオイル 20ml
パルマローザ 2滴
ジャスミン サンバック 1滴
グレープフルーツ 2滴
本日のブレンドは、「今苦しんでいる!」という時、心の処方箋になります。
感情が高ぶり、コントロールできないような時、上記精油をホホバオイルで希釈し、
胸からデコルテ、首にかけて、ゆっくりと時間をかけて、トリートメントして下さい。
頭から、嫉妬心が消えてなくならなくても心配しないで下さい。
香りは、あなたを裁きません!
涙が出たら、泣かせてあげましょう!
あなたの心は、力強いお花のエッセンスで、気付かないうちに、変化しはじめます。
嫉妬心は、他の誰にも理解されません。
問題は、自己の中にあり、そして、解決できるのも自己だからです。
ネガティブだと感じる辛い感情は、わたし達が自己を知り、
成長させてくれる大切なきっかけをつくります。
それぞれ、独自の美しさを持つ花々は、
完成された美を自由に表現します。
わたし達も、同じように
完成された美を備えていることを
花の香りは教えてくれます。
そして、学んだ魂は美しい心の泉へと戻っていくのです。