どっきりとするほど甘くて、捕えたら放さない妖艶に漂う香り
それは、甘くも苦味を効かせた
ヴァニラの誘惑
Vanillaは、中央アメリカ原産のラン科のつる植物です。
これは、実際には香りのない植物で、豆に似た実が出来てから、
時間がたったものを摘み取り、乾燥、保存をする事により、香りが熟成されていきます。
豆の色(ヴァニラビーンズ)が茶色になり強い芳香に変わる時、
発酵時にバニリンの生成が行われます。(エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375参照)
まさに、このバ二リンが、バニラの芳香の特徴となっています。
ヴァニラは、バニラアイスなどでお馴染みの、
スイーツになくてはならない香りづけのスパイスのひとつです。
お肌をしっとりさせ、抗真菌作用があるので、ニキビや吹き出物に有効です。
また、私はバニラティーが大好きですが、
甘い芳香の中に渋味が効いている深い味にほっとします。
そう、ヴァニラは甘いだけでなく、スパイシーで、苦味の効いた深みのある芳香をもっています。
妖艶なイメージでありながらも、その奥には大胆でセクシーな熟成された香りの要素が
控えているからです。
それは、ヴァニラが、実は、ラン科の植物であるというところにも、その他のラン科の植物
が、セクシーで色っぽい花達であるゆえに、納得がいく気がします。
香料業界では、大人気のこの香りは、催淫剤としても評判があり、この甘い芳香の中
に緊張や怒り、ストレスをほぐし、カップルの緊張感を取り去り、
互いの関係を温めてくれます。
強壮作用もあり、幸福感や喜びを誘い出してくれる、愛のキューピッドです
恋人に甘えられない時には、香りに想いを託してみるのも良いかもしれません。
想いをのせた香りは、相手のハートを射止め、
奥深い心と心のコミュニケーションへと導いてくれます。
ホホバオイル 30ml
ヴァニラ 1滴
ジャスミン サンバック 1滴
チャンパカ 2滴
ベルガモット フロクマリンフリー 3滴
ホホバオイルに上記精油をブレンドします。
浴後に全身に塗布します。体温の上がった肌に香りが立ち、明るく至福感に満たされます。
気持ちが落ち込んだ日の夜などにも大変おすすめです。
ヴァニラが甘く、神経をなだめ、ジャスミンやチャンパカの華やかさが気持ちを切り替え、
さらにベルガモットが心を陽気な世界へと導いてくれます。
お肌は柔らかく、甘く濃厚に香ります。
どっきりさせる甘い誘惑をお試しあれ!